ピーター・モレノの経歴

10代の頃からART活動に没頭し始めるが、彼の場合は生まれ育った環境が恵まれ、裕福で温和であったため、かえってそのうっぷんからか、デザイン的にはDARKでSTRANGEなものに関心がいったようです。
SKULL・DRAGON・FLAME(トライバル)をモチーフに、作品作りをしていたモレノがまだ10代半ばの時、ある玩具メーカーが彼の作品テイストを評価したことで彼自身、大きな自信となり、さらなる作品意欲がかきたてていくこととなりました。
さらに1991年高校卒業後、カリフォルニアのパサデナにある世界的にも有名なデザインスクールに入学した頃から、多くの若手新進デザイナーとの交流によって、それまでのDARKでHEAVYな作品だけではなく、オールラウンドなプロのテイストへとジャンルを広げていきます。

彼の業界での評判はすこぶるいいもので、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのPROPのチーフデザイナーとして参加していることからでもみてとれます。
他にも数々のイベントから声がかかり、年1度のハリウッド・ナッツベリーファームで開かれるハロウィーン大会では、スカル、ゾンビなどのデザインチームリーダーとしても活躍しているンですよ。
2000年になると、モレノはデザインスタジオをカリフォルニアのWhittierにオープンさせ、そこでデザイナー仲間達とNEWコンセプトバイクや車関連のデザインを開始したのでした。
そして2002年、モレノはギロームのチーフデザイナーとしてシルバーアイテムを世に送りはじめました。まさに今、新たな伝説が生まれようとしています…。